第二次大戦後、50年という僅かな歳月で急速な近代化を遂げ
先進国と肩を並べるまでになった極東の小国、"日本"。
その50十年というあまりにも早すぎた近代化はその代償として多くの犠牲を払ってきた。
たとえば海。
江戸時代から徐々に埋め立てられてきた東京湾は
高度成長期にそのスピードを早め、現在はその約21%が埋め立てられ
海岸に関しては人工海岸が95%を占める。
現在、人々が海に接することが可能な自然海岸はほんとんど残されていない。
見渡せば工場が立ち並び、海に触れることさえも許されない。
辺りに漂うのはどうして海とは思えない異臭。
散らばるゴミ。
酸素を失った海水。
このような秩序もモラルも失った現代日本でバランスを失い凶悪化の一途をたどるお魚たち。
住むところも食べるものも何もかも奪われ、さらには外来種の脅威。
そうしたなか事態を重くみた政府が秘密裏に召集したとある男たちがいた。
最新の釣具に身を包んだ眼光の鋭い男たち。
人は彼らをこう呼んだ。
国家機密特殊捜査班湾岸先鋭部隊、
「シーバスポリス」
主な任務は犯魚を検挙し更生させること。
仕事も家庭も顧みず、ただ自然本来の姿を取り戻したいその一心で
今日もロッドと少しばかりのルアーを携えパトロール。
悪を憎んで魚を憎まず。
シーバスポリスは悪を根絶するまで戦い続けます。








