Method#008
ロッド選定
現在シーバス界は非常に多くのメーカーが沢山のロッドを販売しています。
メーカーごとにコンセプトも違い、テーパーもアクションも様々で
最適なロッドを見つけるのは至難の業です。
そこで良いロッドの見分け方というのを話そうと思います。
結論から言うと巻物に使用するルアーロッドに関しては
「キャストが気持ちよくできるロッドがすなわち良いロッド」
ということが言えます。
何故ならキャストが気持ちいいということは
”アクション”と”テーパー”の設計がちゃんとできている証拠だからです。
(アクションとはロッドの堅さで、テーパーとはロッドの調子のことです。)
ではそのキャストの時に感じる気持ち良さとは
何に起因しているのでしょうか?
それは主に二つ。
一つは振りかぶった時にロッドにルアーの自重がスムーズに伝わること。
二つ目はロッドが曲がった状態から元に戻ってルアーを放つまでの反発力の強さ。
この二つの要素によって人は気持ちいいと感じたりそうでなかったりします。
ロッドが堅く曲がらないのでは負荷がスムーズに移行しないし、
トルクがないのでは手応えを感じることなくルアーを放つ時を迎えてしまう。
そのようなロッドでは違和感を感じ気持ちよいとは感じません。
この二つの要因をここでは釣り業界でも認知度の高い
”しなやかさ”と”トルク”と言い換えましょう。
(物理ではトルクというとねじりの作用、力のモーメントを指しますが
釣り業界でのトルクはタメみたいな感じで捉えてもらえると正確かと思います)
キャスト性に優れたロッドは様々な面でその二大要素が活きてきます。
例えば反発力が高いと飛距離が伸び、
ジャークにキレがでて、
ティップのブレもすぐに収まります。
ロッドがしなやかだと魚の突然の突込みにもスムーズに追従しバレにくく、
強いトルクで簡単に魚を寄せることができます。
このようにキャスト性に優れたロッドは
他の動作時にも二大要素が有効に働くことがお分かりになったと思います。
しかしロッド設計は難しいものでしなやかさを追求するとトルクを失い、
トルクを追求するとしなやかさが失われてしまいます。
そこで各メーカーは色々な工夫を凝らしているのですが
見当違いなメーカーも多く存在します。
ロッドの二大要素である反発力を故意に殺しただとか
ボロンをバットだけに採用しパワーを増やしただとか
それでは意味がないばかりか本当に上手く設計しなければ
弊害になってしまうことが往々にして起こります。
ロッドというのは反発力があればあるほど良いですし、
(テーパーの設計がしっかりしているロッドの場合)
ロッドパワーとはバットパワーではありません。
バットだけトルクを上げたロッドではバットからティップ方向への力の移行時に
急にトルクが消える部分がありつながりが悪く
エネルギーを十分にルアーに乗せ解放することができません。
実際に現在の市販されている中でも
最高のものと呼ばれているボロンロッドを何種類か借りて使用しましたが
やはりそのつながりの悪さは否めませんでした。
なので本当に良いロッドを選ぼうと思ったら
故意に反発力を殺していたり、安易にボロンを使用したものではなく
ルーミスのように独自の製法で全体的にハリのある反発力の高いロッドで
尚且つしなやかなロッドを選ぶのがいいと思います。
しかし、反発力の強いロッドはお店で振っただけでは堅すぎると感じてしまい
その性能を正確に把握することは難しく、
実際にルアーをキャストしてみないと本当のすごさは分からないのが辛いところです。
ちなみにオススメロッドは私は断然ルーミスのスティールヘッド用のものを推しますが
日本では個人輸入になってしまうのであまりオススメできません。
(輸入はできてもカスタマイズが必要ですしアフターサービスが難しいんです)
ルーミス以外ではシマノが非常にいいブランクを作っていますが
設計者とテスターどちらもシーバス釣りを理解していないのか
テーパーがどうしようもなく惜しい限りです。
もし私にシマノのレサトというバスロッドの素材でシーバスロッドを設計させてくれるなら
世界一のシーバスロッドを作れるでしょう。
今現在市販されているものの中でどれかを選べといわれたら私なら以下のものを選ぶので
参考にしてください。
- <干潟ウェーディング>
- Daikoh/フェルザスレガーロFZ-R88
しなやかで軽くトルクフルでブレが無いロッド。これが3万前後で買えるのだからいい時代になりました。 
アピア(APIA) スパルタス Foojin’Z NEON KNIGHT 83L(風神ゼータ・ネオンナイト83L)
こちらもレガーロと似てしなやかで軽くトルクフルでブレが無いロッド。
- <湾奥・ボート>

G−loomis(Gルーミス) Gルーミス IMX スピニングロッド SJR782
パーフェクト。
- <ジギング>

G−loomis(Gルーミス) Gルーミス IMX MAG BASS MBR784C
メタルジグをしゃくったり、テキサスで根魚を狙ったりするのに最適。













