Report#007
2008/01/12南房総捜査報告書
夜23時から朝8時までほとんど起きることなく熟睡した。
この旅初めてのまともな睡眠。
雨のせいだろうか。
気温も下がらず鼻の通りもよかったのだろう。
最終日だが雨なので釣りはせず海の見えるところまで車を移動し、
カサンドラ・ウィルソン
をBGMに昼までのんびり物思いに耽る。
昨年書いたように釣り師の一人旅は釣り以外のことを考える余裕はない。
しかし、さすがに雨の日は違う。
人生。
家族。
恋人。
友人。
仕事。
趣味。
釣り。
釣り。
釣り。
釣り・・・・・
結局、居ても立ってもいられなくなり、
ルアーをいじったり、リーダーを結び変えたりしている自分がいる。
昼過ぎになり友人宅に電話を入れる。
「今から行くよ。魚は期待しないでくれ」
「わかった。から揚げ作って待ってるね」
「そのから揚げとやらは正真正銘、鳥のお肉であったかい食べ物なんですよね?」
「何バカなこといってんのよ。」
私も今年で30歳になる。
このままぬるま湯に浸かった人生を送るのか。
本当に求めていたものを手に入れるのか。
その答えは案外簡単な気がする。
私はやっぱり海が好きなのだ。
男には決断のときがある。