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Report#010

2008/02/02シーバス捜査報告書

本日は夜中から雪が降るらしい。
体の半分以上が水の中だから
雨だろうが雪だろうが大差ないだろうと
迷うことなく捜査に出た。

小さめのチャンネル沿いに流れが差し込んでいたので
ダウンクロスが得意なコノハで緩やかにトレース。
するとピックアップ直前にヒット。
あまり引かないのでオーシャングリップでさくっと捕ろうと思ったが
最後の抵抗が強くなかなか取れない。
出来るだけ水に手を浸けたくなかったがハンドランディング。
pic1

80cmちょっと。
頭ばかりがでかくて迫力のない身体つき。


この一尾を捕ってからしばらくアタリらしいアタリがない。
しかもハンドランディング時に右手を丸々水中に突っ込んでしまったため、
風が吹くたびに体温が奪われていく。
リールのラインローラーから凍ったかのような音がシャリシャリと響く。
・・・寒い。


大きな流れの帯とシャローからの流れ出しが巻き返しを作り出す。
これはどうやっても出るだろうとキャストを繰り返すがアタリがない。
いよいよ右手の感覚がなくなり
リトリーブ中に右手を頬につけたり、
口の中に指を入れたりして
体温を取り戻そうとする。
するとフリーに流れていたコノハにアタリがあった。
それが一時間で三度ほどあった。
もしや・・・

無意識に行っていたストップ&ゴーが効果的なんじゃないか?

コノハはほとんど比重がサスペンドで流れに対してかなりセンシティブに反応するように設計してある。
こいつをストップ&ゴーで表層から30〜60cmくらいのレンジをチャンネル上で流したらどうなるのか?
答えはすぐに出た。

60cm台。
ちなみにここからは手が悴んでカメラのシャッターすら押せなかったので証拠写真はない。

この戦略を一時間ほど続け50〜65cmを4本追加。
ただ巻きではほとんど反応がない状況でこの結果はかなり効果があったという結論になる。
そしてちょっと掴んだのだが
ストップさせる前にリールを半回転早めに巻いて意図的に弱めのイレギュラーなダートを誘発するといい。
ジャークは余計な水切り音と波動を発する為かダメだった。
この戦略はフローティングタイプのルアーでなくて
あくまでサスペンドするルアーだからこそ効果があるような気がする。
浮きつ沈みつの状態が良いのだと思う。
サスペンドするルアーでちょっとした変化でイレギュラーにダートするルアーなら何でも良いと思うので
是非試して欲しい。

するどい洞察力は的確な戦略を生む。
優れたルアーは想像力を豊かにしてくれる。
捜査を止める頃に雪が降ってきた。
右手の痺れは車に戻ってしばらくしても治まらなかった。

 

タックルデータ
ルアー:コノハ
ロッド:パカロッド83
リール:ツインパワーC3000
ライン:PE1.5号+シーガーエース8号