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Report#014
毎年少しのズレはあるものの、いつも決まって同じ時季に春は訪れ、
サクラは咲き、散っていく。
春一番から少しずつ気温が上昇し、花々は急速に蕾を膨らませ、
春先の一斉開花に備える。
今の時期は都内を歩いていてもどこからともなく花の香りがして、
こんなにも沢山の草花があるのかと驚かされる。
海のベイトもアミとバチばかりだったものが、徐々に小型の魚や甲殻類に変っていく。
今年も昨年と一週間違いで船橋にもチアユが入ってきた。
そのまま上っていっても堰により行く手を阻まれるだけの川に
無数の命は果敢に挑む。
彼らもサクラの様に散り行く運命。
しかし、子孫を残せなくても、その生命を糧にして他に命はつながれる。
ここ数日間続いた大雨により、河口に流された生命と絶妙な潮色が
シーバスのフィーディングエリアを形成する。
今回は普段はあまり行かない河口に入りそのフィーディングエリアを狙う。
風は予報よりも強く表層に強力な流れを形成している。
潮色は草の絞り汁を溶かしたようなささ濁り。
状況は予想していた通り。
これはもしかしたらもしかするかもと
同行したコモックマポリスと佐々木ポリスに説明する。
開始早々、先ずはエイをかける。

これは春の洗礼のようなもの。
続いてパカミノー120のダウンクロスで一本。

60cmくらい。
さらにワンド上でのクロスからの緩やかな反転で一本追加。
これにお二方もテンションを上げ2本検挙。
少し場所を移動し、ベイトフィッシュとサイズを合わせるため
パカミノー95にサイズをダウン。
一番良い場所を譲ったつもりが後ろから立て続けに4本追加。

あまりにもバイト率が違うため苦情が出始めたので95は封印。
後半はポッパーとかで遊んでワンバイトのみ。
反応は良好だったけどまだメインベイトはバチ。
ベイトが次のイワシと甲殻類になったらもう少し良い魚が捕れるだろう。
捜査から帰って疲れている身体に鞭を打ち、午後は庭のお手入れ。
沢山生えてきたアスパラとノビルとコゴミを収穫し七厘で軽くあぶり
最近お気に入りのバルベラのオリーブオイルと岩塩をふりかけ、
昼真っからビール。
胃が刺激を受け小腹が減ってきたところに
浅草から買ってきたペリカンの食パンを素焼きして
オリーブオイルをたっぷりつけ頬張る。
柔らかな日差しに包まれ、
風が吹く度、ラベンダーとローズマリーが香る。
春の正しい過ごし方。