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Report#019

2008/06/05 JRS捜査報告書

その電話は突然何の前触れもなく掛かってきた。

「今すごく根魚がすごく熱いんだよ。
こんど一緒に行って腕前を確認してくれ!」

電話の主は富津署署長。
デイゲームシーバスが最盛期だっていうのに
近頃は根魚釣りなんかに興じているらしい。
しかもとても新しいスタイルの釣りを開発し、
それがどれだけすごくて、新しいのかを確認して欲しいらしい。

正直、私は当日まで予備にブラクリとイソメを買っておこうか
本気で迷っていた。
所詮根魚の釣りなんて場所次第だったりして
東北や日本海側では分かるが
関東なんかで根魚がコンスタントにぽんぽん釣れる釣法なんて
イソメを使った穴釣りくらいしか知らない。
それをルアーオンリーでやるらしい。

アジングなんかと一緒で
なんでわざわざルアーなんかで狙わないといけないのかが分からない。
アジはノベ竿にオキアミ一本針が一番釣れるし、
その釣法こそ面白い。
根魚の釣りもブラクリの穴釣りが一番釣れるし、
全然面白い。
ルアーマンはそういう他の釣法の面白さを理解しようとせず、
全ての魚種をルアーで狙いたがる。
既存の餌の釣法を超えるほど釣れるのなら分かる。
しかし、そのほとんどが既存の釣法に足元にも及ばない。
富津署署長の言う釣りもこの類のものだと思っていた。
所詮、ルアーマンの戯言だと。


そして捜査当日。
富津署で合流し、現場へ直行。
晴れという前日の予報に反して
雨が降ったり止んだりの生憎の天候。

早速、富津署署長の言うとおりに揃えてきた装備に着替え
捜査開始。
正直この日のために揃えてきた装備だけでもかなりの出費。
最低でも10本は捕らないと割りに合わないので
最初っから全開で検挙しに掛かる。

そしてすぐにタコとか
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カサゴとか
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ムラソイとかを
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次々と検挙。

実釣わずか三時間でソイとカサゴを15本以上。
バイトは40バイトくらい。
サイズはどれも20cm前後と関東では良型ぞろいで
最大は22cm。
富津署署長は20検挙以上で最大魚もデカイ。

改めていうがこれは東京湾での釣果である。
スレきった魚ばかりの関東でこんなにも
釣れる釣法が他にあるだろうか。
経験上、餌でもこんなに釣れた事はないし、
ルアーを使った釣り方としてこんな釣法は聞いたことがない。
これはとんでもない釣法だ。

もし全国ルアーマンがこの釣法を知ってしまったら
日本全国から根魚が消えてしまうというのは言いすぎだとしても
絶対数は明らかに減少してしまうだろう。
危なすぎる。


捜査終了後、富津署に戻って反省会。
とりあえず、この釣法がすごい結果をもたらし、
他に前例がなく富津署署長が第一人者ということを改めて確認し、
名前を付けることにした。
こちらは魚を釣るように上手く運ばず、
考えあぐねること三時間。
結局、次の名前に決定。
ロックフィッシュをジャバジャバ狙うから

ジャバジャバ・ロック・スタイル。
略して”JRS”

もう少し、捻ったネーミングはないのかという意見は置いといて
問題はタックル。
これまでのロックフィッシュ狙いのルアー釣法とは全く違うので
既存のロックフィッシュ用ロッドでは全く通用しなさそう。
今日自分が使ってたルーミスの「GL3 CR662」
なかなか良い感じだったがもう1番手強くてもいいのではないかという結論。
リールは何でもそれなりに出来るとしても
ワームやフックはバス用ではきついかも。

タックル面での問題点が次々と浮上しているので
しばらくの間はこのJRSを頻繁に行い検証していこうとおもう。

ですのでもう秋までシーバスの報告書は上げられないかもしれないです・・・。

タックルデータ
ルアー:バルキーホグなど
ロッド:CR662(GL3)
リール:アクシス101
ライン:フロロ16lb