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Report#022
ここ最近、熱心に研究している富津署署長発の究極のロックフィッシュ釣法、
ジャバジャバロックスタイル(以下、JRS)と
一般のロックフィッシュ釣法がどれくらい違うのか検証するため、
今回は一般のロックフィッシュ釣法を試す事に。
とはいっても一般のロックフィッシュの釣りがよく分からないので
釣り人社から出ている「アイナメUNDERWATER/佐藤文紀」というDVDを見て
事前に研究してきた。
DVDには水中映像なんかも収録されてて
実際の魚のバイトも丸見えでなかなか面白いが、
肝心の釣り方については何の説明もない。
これは如何なものか。
ロッド操作やリールのクラッチ音で
「いまリフト&フォールしてるんだな」
とかこちら側で判断するしかなく、
初心者では何が何やら全く分からないだろう。
主演されている佐藤文紀という方は
若いのにしっかりした考え方をしていて(恐らく私より2〜3個若いと思う)、
一番大事な釣り方を収録し忘れるというミスを犯すようには見えないので、
編集側のミスだろうか。
そんな感じなので釣り方は見て汲み取るしかないのだが
見たところバスのテキサスとなんら変わらないように見受けられる。
違いといえば若干ロッドが固めで長く、錘が重いところくらいだろうか。
そして今回は新たにタックルを新調した。
ロッドはルーミスのCR724、
リールはメタマグ7。
全体のバランスとして軽いし、かなりパワーがある。
これなら根に潜られても引っ張り出せるし、
海草に巻かれても海草ごと抜き上げられるだろう。
朝の待ち合わせ時間まで少し時間があったので、
先ずはエギング。
イカには絶対的に釣れる時間というのがあって
そのときを外さなければテクニックなどはあまり必要としない。
ロッドもシーバス用だし、
ラインも太いし、
ギャフも持ってないし、
エギは10年も前のもの。
それでも、
先ずはアカイカの足。

そして本体。

さらに一キロに若干とどかない960gのアオリイカ。

ちっこいアオリも。

この他にも1.5キロくらいの良型も掛けたが
何せエギが10年も前に購入したものだからか
抜き上げている最中にアイから取れてそのまま落下。
やっぱりギャフくらいは必要かも・・・。
結局、イカは6ヒット4検挙3キープと好調。
待ち合わせ時間になり富津署署長と合流。
今回の現場は東北に似たところでキャスティングがメインになる。
DVDのように船から攻めれば案外良さそうだが
ここをオカッパリで攻めてみる。
だがシーズンが違うのかオカッパリではそもそも無理なのか
二人とも真剣に捜査をしたが全然反応なし。
しかもかなりの頻度でフグにワームが食べられてしまい、
ワームが幾らあっても足りない。
東北はフグの数が少ないのだろうか?
仕方なくJRSに戻し何とかムラソイを6本検挙。

JRSが一般的なロックフィッシュ釣法より優れているとかそういうことではなく、
東京湾のオカッパリではJRSの方がやり易いということだけ。
恐らく東京湾でも今日のような現場で船から釣るなら、
DVDで佐藤氏がやっていた釣り方も通用するのではなかろうか。
サイズは小さくても魚影は案外濃いことは
ここ数回の捜査報告書を見てもらえれば分かるだろうし。
追伸、
生前の私の祖父は私がアオリイカを釣って帰っても
「んなイカじゃなくて、マイカ釣ってこいやぁ」
と言っていたので、
今回はどちらが美味いのか検証。
(ちなみに祖父が住んでいた福井県では
アカイカのことをマイカ、
アオリイカのことをモイカと呼んでいる。)
アカイカが胴長20cmくらいだったので
アオリイカも手の平サイズの同サイズのものをキープ。
もちろん釣ったそばから完璧に締めたし、
釣れた時間もほぼ同時刻。
検証するにあたってこれほど最適なものはない。
で、ぎんぎんに磨いだマイ包丁で捌く。
捌いている段階から違いが分かる。
アカイカは包丁が入るとき若干の抵抗があるほど弾力性に富んでいて、
アオリイカの方はスーと入る。
色味はアオリイカの方が透明感がある。
で、いざ試食。
・・・アカイカの方は甘味が強く、
いつまでも旨みが減退していかない。
それに比べたらアオリイカは旨みの広がりが少なく、
すぐに旨みが消えていく。
そこで今度は一日冷蔵庫で寝かしてみる。
・・・アカイカの方はネットリとして更に甘味が増している。
アオリイカの方も前日よりは美味いがアカイカに比べると全然淡白。
イカの中でアオリイカが一番高価で美味だというイメージがあったけど
それは私の勝手な思い込みに過ぎなかった。
思えばお爺ちゃんの言っていたことはいつも正しいことばかりだったなぁ。