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Report#025

2008/08/21 鹿島捜査報告書

福井県にある祖父の家は
徒歩数分の距離に海がある釣りをするには恵まれた環境で
幼少のころから夏休みの一ヶ月間丸々
素潜りや釣りをして過ごした。

30分も潜れば袋一杯のサザエやアワビが獲れ、
朝の二時間投げ釣りをすればキスを100匹くらい釣ることは訳もないことだった。

その恵まれた海の変化に気付いたのは去年のことだった。
何十年も潜り続けてきたその海に
海ブドウのような見たこともない海草を見つけた。
福井から帰ってもその海草のことがずっと気になっていて、
色々調べたが正体は分からなかった。

「今年の海にもあの海草はあるのだろうか。」


福井に着き親戚周りを済ませた私と従兄弟は
すぐにシュノーケルと袋をぶら下げた浮き輪を持って
目の前の磯場に飛び込んだ。

飛び込んですぐ違和感を感じた。
水温がやたらと高く水合わせをしなくても何にも寒くない。
そして海中にはアオミドロのような糸状の藻がいたるところに繁茂していた。
潮通しの悪い磯場の奥まったところではそれは顕著で、
海草に絡まるようにして固まっている。
懸念していたあの海ブドウのような海草は見当たらなかったが
状況は悪い方向へ進行しているように思えた。

自然というのは徐々に変化しているものだが
その変化のスピードというのはあまりにも緩やかだから普段は気付かない。
その変化に気付くというのはよっぽどのことだと思う。

これが地球温暖化の影響なのか隣国による有機物の垂れ流しなのかは分からないが
慣れ親しんだ環境の大きな変化を目の当たりにすると
いよいよなのかと実感する。

収穫の方は相変わらずで30分で袋一杯獲れたのだが
近場の定置網には青物が少なくイカも全然入らなくなったらしい。
漁師さんがいうには網に入る魚種が変わり、
今年の海は何かがおかしいという。

私の夏の習慣はいつまで続けられるのだろうか。
祖父亡き今、この海までなくなったら
福井に来る意味がなくなってしまう。

三国花火の翌日、
関東の海が気になった私は早々と福井から切り上げた。


この時期の関東のターゲットは小型の青物。
一日で50尾くらい釣るときもあるほど
この時期は青物が湧くのだが今年はどうだろうか。

こもっくまポリスと二人で夜中から鹿島に入り、
シーバスやタチウオを狙ったが暗いうちはノーバイト。

完全に夜が明けてからメタルジグに切り替え
ポツリポツリとショゴがヒット。


途中、一時間くらい1キャスト1反転のフィーバーが続き、
終わってみると20cm後半から35cmのショゴを
私が10尾くらい、こもっくまポリスが15尾以上となかなかの検挙率。

いつもどおりの方法でいつもどおりの収穫。
こちらの海はまだまだ大丈夫だと信じたい。

タックルデータ
ルアー:ギャロップ、ヒラジグラみたいなのなど
ロッド:CR724(GL3)
リール:メタマグ7
ライン:フロロ16lb